通常時はスワップ領域を使用しない運用などで,一時的にスワップ領域が必要になった場合にスワップ領域を確保する方法を紹介します。
まずスワップ領域として使用するファイルを作成します。
# 2 GiB dd if=/dev/zero of=/tmp/swap bs=8M count=256
次に確保した領域をスワップ用に変更します。
mkswap /tmp/swap
後はスワップ領域をオンにして完成です。
swapon /tmp/swap
使用後はオフにして削除するだけです[A]。
swapoff /tmp/swap rm /tmp/swap
脚注
- 今回の例では /tmp に作成しているため,特に明示的に削除しなくても,リブート時などに勝手に消えるかもしれません。リブートすれば swapoff 状態になります。 [↩]