Windows Vista 以降をリモートデスクトップのホストにしたとき, rdesktop
で -r sound
オプションを付けてもローカルに音がリダイレクトされずに困っていました。多分 rdesktop
が RDP 5 までしか対応していないからだと思います。
理由は分かりませんが,以下の様にディスクデバイスをリダイレクトすることで, -r sound
が有効になります。
rdesktop -r sound -r "disk:home=${HOME}" HOST
ここではクライアントマシンのホームディレクトリをリモートデスクトップで "<クライアント> の home" としてアクセスできるようにしています。ホームディレクトリ以外に / とか /mnt とか適当な場所を指定しても音は出るみたいです。
しかし音が鳴ったのは良いのですが,いざクライアントマシンに復帰してみると Fooo!
という文字列が大量に出力されていました。多分エラーメッセージでしょうが,大量に表示されて鬱陶しい上に何の役にも立ちません。普通に使う分には他のメッセージも特に必要なければ標準出力を /dev/null にリダイレクトしてしまえば良いです。 Fooo! メッセージだけを消したいならパイプで grep -v ^Fooo!$
でしょう。