Nagoya.R#6


R 勉強会 Nagoya.R#6 にて「モンテカルロサンプリング」というタイトルで発表してきました。棄却サンプリングや MCMCABC を紹介して,自分の専門である集団遺伝学の応用例を紹介しました。

発表スライド


LT 感想

  • R と Google Earth を使った空間情報の可視化

    rgdal パッケージと XML パッケージを使って KML ファイルを作成し, Google Earth に読み込ませるというお話。 GIS データはあまり扱わないけれど,データ表示にたまに使います。そういうときに思い出して参照させていただきます。

  • Beanplot で密度を観察する

    箱ヒゲ図の中身を詳細に記したような感じの bean plot の紹介。自分のスライドの最後で示したような集団サイズの比較なんかに使えると思うので,今度使ってみようかなと考えています。

  • プレゼンに使えるきれいなグラフを R でつくる

    R のグラフを自分好みに微調整していこうというお話。オプションを駆使したり低水準関数を駆使していくと,いい感じのグラフが作れますよと。縦軸の数字が傾いているのを水平に直す方法というのははじめて知りました (というかそうしようと考えたことがなかったです)。自分がグラフに無頓着であることを思い知らされました。

  • ReBook 公開計画とその進捗状況

    完全に入門者に焦点をあてた電子書籍を作りたいという野望。確かに R は英語,統計,計算機という三重苦があるので初心者には厳しいものです。特に計算機の壁は慣れていない人には苦痛でしかないと思います。文章を書くのは難しいかもしれませんが,レビューくらいならできるかも。

  • ことばネットワークについて

    Tokyo.R からの参戦。まさかの前日深夜に無茶ぶりされての LT でした。以前別の場所で発表されたスライドの使い回しとのことですが,ちゃんとネタスライドを仕込むという焼き直しをしていてくれました。内容は共起ネットワークを作ったよという感じのお話。やってみたいネタはあるけどテキストデータの入手が…。

反省

今回は LT とはとても言いがたい 50 分という枠をいただいたにも関わらず,全然時間が足りないという失態をかましました。途中から駆け足になって説明不足になってしまいました。本当に申し訳ありません。発表内容で質問いただいた場合は回答いたします。

あるいは時間を気にせず話せる図太い精神を鍛えるべきなのだろうか。